編み針の種類について

こんにちは、いのりです。


編み物をするときには、主に『かぎ針』『棒針』のどちらかを使って編んで行きます。


『かぎ針』は針の先が文字通り、先端がフック状の「かぎ」になっています。
『棒針』はまっすぐな2本~数本の「棒」です。


種類が2つあることによって、『かぎ針』と『棒針』どちらが簡単なの?
何が違うの?この作品にはどっちで編めばいいの?など疑問に思いませんか?


ちなみに私は、『棒針』から始めました。
編みたかった作品が「マフラー」だったのですが、小学生のころはかぎ針でうまく直線に編めなかったからです・・・
もちろん今は『かぎ針』でも大丈夫です。


両方好きな方もいらっしゃいますが、基本的にはかぎ針派と棒針派に分かれますね。
簡単かどうかよりも、編んでいて楽しいかどうかで分かれるようです。


では、『かぎ針』と『棒針』の違いを見ていきましょう。


『かぎ針』
かぎ針編みは、針1本を使って、先端の「かぎ」部分に毛糸を引っかけて編んでいきます。

 

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【基本の編み方】
・鎖編み
・細編み
・長編み

【特徴】
・編み上りが早い
・編み生地に厚みがある
・裏編みがない
・透けた作品になりやすい
・小物、あみぐるみに向いている


かぎ針は棒針に比べて長さが短いため、気軽にどこでも編むことができますよ。

 
『棒針』
棒針とは、先端のとがった棒状の編み針のことで、2本または4本の棒針を同時に使用して編んでいきます。

 

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【基本の編み方】
・表編み
・裏編み

【特徴】
・表編み、裏編みの組み合わせで編む
・編み生地に伸縮性があり、柔らかい
・4本の針を使うことで輪にすることができる
・セーター、マフラーなどの大きな作品に向いている

 

『かぎ針』と『棒針』の特徴を知ることで、作品にあった編み針を選んで、上手く使い分けられるようになるはずです。


かぎ針で小物やバックを作りたくなった方や、棒針でマフラーを編みたくなった方がいるかもしれませんね。
ぜひ、このステイホームを活用して始めてみましょう。