かぎ針でまっすぐに編めない
こんにちは、いのりです。
編み物を始めてかぎ針編みで
まっすぐきれいに編めない
という悩みで躓いたりしていませんか?
また、編み目がきつくかぎ針が
差し込めず、編みながらイライラ
することはありませんか。
なぜ、まっすぐ編めない・編み目がきつくなって
針が入らないということが起きるのでしょう?
それは、力が均等にかかって
いなかったり、編み目の数を
間違えていたり、立ち上がりの目を
間違いていたり・・・
と、原因はたくさんあります。
では、対策について見てみましょう。
・いつも同じ力加減で編むように心掛ける。
かぎ針編みは、間違えたら
何度でも糸をほどいてやり直しが
できるのがメリットの1つです。
ですが、やり直す度に
力が変わっていたのであれば、
いつまでたっても均一な編み目にはなりません。
1つの作品が仕上がるまでに
何日かにわたって作業を
分けて行う場合も、力加減が
変わりやすくなるので注意が必要です。
いつも同じ力加減で編むように意識して編みましょう。
・編み目の数をきちんと数える
編み物の形がいびつになってしまう原因の1つに、
「編み目が多い」「編み目が少ない」
という点が挙げられます。
かぎ針編みに慣れないうちは
段数マーカーなどを活用して、
きちんと編み目の数を
管理しておくと編み直しが
少なくなります。
・高さが不十分
かぎ針の編み目には足(柱)
と呼ばれる部分と頭と
呼ばれている部分があります。
足の長さを決めるのが、
途中で引き出す毛糸の長さです。
この引き出す毛糸の長さが
編み目に応じた長さになっていないと、
足が短くなり編み目の見た目が
きつくなってしまうのです。
引き出す毛糸の長さは、
編み目の立ち上がりの鎖目に
合わせて調整しましょう。
例)長編みの場合、立ち上がりの鎖目は3目です。
鎖目3目分の毛糸を引き出しましょう。
・毛糸のおくりかたが間違っている
右利きの場合、右手にかぎ針をもって
左手で毛糸をもつことになります。
編み目を作っていくのは
かぎ針ではあるものの、
左手で毛糸を送り出す際に
問題があると編み目がきつく
なってしまうのです。
正しい持ち方をマスター
していれば自然と適度な毛糸の
張り具合になるので、
編み方がきつくならず、
均等になります。
毛糸の正しい持ち方
1.小指と薬指の間に毛糸を通す
2.手のひら側に毛糸をかけ、
人差し指から毛糸の端を引き出す
3.人差し指からもう一度
手のひら側に向けて毛糸を引き出す
4.毛糸の端を親指と中指ではさむ
毛糸は小指と薬指を
開いたり閉じたりすることで
適量がおくりだされていきます。
ポイント
もちろん使用する毛糸が
絡まった状態ではスムーズに
毛糸を送り出せませんので、
絡まっていない状態の毛糸を
用意しておくことも要です。
・かぎ針のサイズが合っていない
市販されている毛糸の玉には、
それぞれ「○号」と使用するのに
適したかぎ針のサイズが
明記されています。
写真の中の毛糸には、
かぎ針編みの場合「10/0号」を
使用するようにと表示があるのが分かります。
この指定されたかぎ針編みの
号数とは違うかぎ針を使って
編むと、編み地がきつくなることがあります。
どんなにやり直して編んでも
編み目がきつくなると言う場合、
もう一度使用しているかぎ針と
指定されているかぎ針の号数が
同じものかどうかチェックしてみて下さい。
上の写真は上下とも同じ毛糸で
同じ段数、編み目で編んでます
がかぎ針のサイズが違います。
それだけなのに出来上がりの
編み地が大きく違うことが分かります。